中学生ぐらいになると日に焼けることを気にして日焼け止めを使い始める場合が多いのですが、それ以下の子どもにも日焼け止めは必要なのでしょうか?
必要だとすれば、いったいどんな基準で選んだらよいのでしょう。
また、どんなアイテムなら子どもの肌に刺激を与えてしまわないのかも気になるはずです。
今回は子どもにも日焼け止めが必要なのか、必要だとしたらどう選べばよいのかについて紹介します。
子どもに塗らせようか迷っている人はぜひ参考にしてくださいね。

目次
日焼け止めは大人だけじゃなくて子どもにも必要なの?
結論からいうと、将来のことを考えると子どもでも日焼け止めを塗ってあげたほうがよいです。
それはなぜか理由を説明しましょう。
紫外線による影響は大人になって出てくる
大人になると、日焼けをしてから早い段階でシミなどの肌トラブルが出てきます。
それに対して子どもは日焼けをしても、赤くなるか皮が剥ける程度ですから、プールや海に行くときでなければ日焼け止めまでは必要ないのでは、と思うかもしれません。
しかし、子どものときに受けた紫外線による影響は大人になって現れてくることが多いのです。
つまり、大人になって悩んでいるシミやソバカスは、子どものころに浴びた紫外線が関係している可能性もある、ということ。
そう考えると、過剰になる必要はありませんが、できるだけ早い年齢から日焼け止めで紫外線対策はしておいたほうがいいのです。
自分で塗らせるのではなくサポートしてあげて
とは言え、子どもは自分の体に何かを塗ることに慣れていません。
そのため、自分で塗らせるのではなく、基本的には親御さんが塗ってあげましょう。
外にいるときに自分で塗り直させたいときは、子どもでも簡単に塗れるスプレータイプがおすすめです。
子ども向けの日焼け止めの選び方!大人とは少し違うので注意
子どもの日焼け止めを選ぶときのポイントは、大人用を選ぶときとは少し違うのでしっかりとポイントを押さえておきましょう。
1.できる限り低刺激なものを選ぶこと
子どもの肌は大人よりも敏感ですから、できる限り低刺激のものを選ぶのが大事なポイント。
「子どもにも塗れる」と書いてあるものがベストですが、すぐに見つからなければ低刺激処方と書かれたものでも構いません。
2.嫌がらないよう塗りやすいタイプを選んで
子どもに塗る日焼け止めは、テクスチャや塗ったあとの肌の触り心地にも注意しましょう。
「ベタベタする」「なんかお肌が変」と言って子どもが嫌がるようなものは、ストレスを与えてしまうので控えたほうがよいです。
3.汗をかきやすい子どもには汗・水に強いものを
子どもは大人より汗をかきやすいので、水・汗に強いものを選ぶときちんと肌を守ってあげられます。
ただしクレンジングが必要なものだと、落とすのに時間がかかってしまうので子どもには向きません。
できるだけ石鹸で落とせるものを選びましょう。
子どもにおすすめの日焼け止め4選!将来の子どもの肌を守ってあげて
子ども用の日焼け止めは大人向けのものを選ぶときにはない注意点があるので、どれを選べばよいのか悩む人もいるでしょう。
おすすめのアイテムを4つ紹介するので、迷ったときの参考にしてくださいね。
1.サッと塗れるスプレータイプのおすすめ日焼け止め
ニベアサン ウォータージェル こども用 SPF28

「ニベアサン ウォータージェル こども用 SPF28」はジェル状で優しい使い心地が特徴の日焼け止めです。
子ども用のものなので肌が弱い子にも塗りやすいのでは。体だけでなく顔にも使用可能です。
使いやすい石鹸オフOKなタイプ。
2.海やプールにつれていくときのおすすめの日焼け止め
キュレル UVローション SPF50+

「キュレル UVローション SPF50+」はUVカット数値が高いので、家族で海やプールへ遊びに行くときにおすすめの日焼け止めです。
サッと肌になじみやすいローションタイプで、ベタつきが残らず子どもが嫌がりにくいテクスチャなのがいいところ。赤ちゃんも使える低刺激設計です。
3. 999円以下のおすすめの日焼け止め
マミー UVアクアミルク

「高い日焼け止めは買ってあげられない……」と悩む人におすすめなのがこちらの「マミー UVアクアミルク」です。
UVカット数値が高く石鹸オフ可能なのに、お値段はなんと50gで999円以下。
耐水テスト済みなので、汗をかきやすい子どもさんにもおすすめです。
4. 1,000円以上のおすすめの日焼け止め
ヴェレダ エーデルワイスUVプロテクト

「ヴェレダ エーデルワイスUVプロテクト」は、肌にうるおいを与える「エーデルワイスエキス」が配合されています。
日焼け止めによっては肌が乾燥してしまうこともあるのですが、このアイテムは使い心地がしっとり。
肌が乾燥しやすい子どもでも使いやすいのではないでしょうか?
まとめ
日焼け止めはある程度大きくなってからしか必要ないと思っているかもしれませんが、子どものときに浴びた紫外線の影響は大人になって出てくる場合があります。
将来、子どもに紫外線によるトラブルに悩ませたくないのなら、早いうちから日焼け止めを使わせてあげましょう。
アイテムを選ぶときは肌への刺激と使い心地に注目してくださいね。