紫外線が多く降り注ぐ季節に欠かせないのが日焼け止めですよね。
近ごろはドラッグストアへ行けばたくさんの日焼け止めスプレーが売られていますが、スプレータイプのものもあることはご存知でしょうか?
「何それ! 使ったことない!」という人のために、今回は日焼け止めスプレーとはどんなものなのか、どう使えばいいのかについて説明します。
選び方やおすすめの日焼け止めスプレーについても紹介するので、塗るタイプ以外のものを使ってみたいという人はぜひ参考にしてください。

日焼け止めスプレーって何?使い方は?
それではまず、日焼け止めスプレーとはどんなものでどう使えばいいのか説明しましょう。
スプレーで出てくる日焼け止めのこと
日焼け止めスプレーとは、その名のとおりスプレーで出てくる日焼け止めのことです。
細かい霧状になって出てくるので、手では塗りにくい細部にまで塗りやすいというのが特徴。
また、液体は塗りづらい髪や頭皮のUVケアに使うのはスプレータイプの日焼け止めです。
髪やボディは日焼け止めスプレーのみでもOKですが、紫外線を浴びやすい顔は液体タイプの日焼け止めもしくはUVカット効果のあるコスメと併用するのが基本となります。
吹きかけたあとに手で優しくなじませて
日焼け止めスプレーの使い方は、体のどこに塗るかによって異なりますので以下にまとめました。
日焼け止めスプレーの塗り方
- 顔と首は手にスプレーを吹きかけて、手についたものをなじませる。
- 体に塗るときは肌から10〜15cmほど離して塗る
- 髪は頭皮から10〜15cm離したうえでジグザグにスプレーする
スプレータイプのものはスプレー缶の中身が分離している場合があるので、よく振ってから噴射しましょう。
最後に塗り残しがないか、細かい部分までチェックするのを忘れずに。
日焼け止めスプレーの選び方!自分に合ったものをチョイス
日焼け止めスプレーはいろいろなメーカーから販売されているので、自分に合ったものを手に入れるために「選び方のポイント」を知っておきましょう。
1.UVカット効果はシーンに合わせて選ぶ
UVカット効果は「SPF」と「PA」の数値で表されます。
SPFは最大「50+」、PAは最大「++++」です。
数値が高いほどUVカット効果も高くなりますが、1年中いつでも、もっとも高い数値の日焼け止めスプレーを使わなければいけないというわけではありません。
UVカット効果が高いほど肌への刺激も強くなるので、シーンに合わせて数値を選ぶのがポイントです。
夏以外の普段使いなら低めの数値のものを、夏の普段使いは昼間の数値を、夏に長い時間外出するなら高数値を選ぶとよいでしょう。
2.汗をかきやすいシーズンは落ちにくいものを
日焼け止めスプレーには、汗や水に強いウォータープルーフタイプのものとそうでないタイプのものがあります。
当然ですが、日焼け止めスプレーが汗・水で流れ落ちてしまうとUVカット効果は得られません。
日焼け対策を怠りたくないなら、汗をかきやすいときやプールや海に出かけるときはウォータープルーフのものを選びましょう。
3.オフに時間をかけたくないなら石鹸で落とせるものがおすすめ
日焼け止めスプレーは石鹸で簡単に落とせるものと、クレンジングが必要なものの2種類あります。
落ちにくさで考えたらクレンジングタイプがおすすめですが、オフに時間をかけたくないのなら石鹸で落ちるタイプを選んだほうがよいかもしれませんね。
おすすめの日焼け止めスプレーをシーン別・価格にご紹介!
「種類がありすぎて選びきれない!」という方のために、日焼け止めスプレーをシーン別・価格別にいくつか紹介しますので、購入するときの参考にしてくださいね。
1.普段使いにおすすめの日焼け止めスプレー
ALOBABY 日焼け止め アロベビー UV & アウトドアミスト

こちらの日焼け止めスプレーは水でオフが可能。
夏には向きませんが、汗をかきにくい季節であればオフしやすく手軽に利用できるアイテムといえます。
低刺激処方なので刺激が気になる人でも使いやすいはず。
2.夏のレジャーやスポーツにおすすめの日焼け止めスプレー
コーセー サンカット パーフェクト UVスプレー

こちらの日焼け止めスプレーは、なんと80分間の耐水テストに合格したという実績を持つ、水・汗に強いアイテムなのです。
さらにドラッグストアで販売されているので、急にプールや海に行くことになってもすぐにUV対策ができるという点もメリット。
3. 999円以下で買えるプチプラの日焼け止めスプレー
白元アース アイスノン ひんやりUVガード からだ用日やけ止め

こちらの日焼け止めスプレーは、ドラッグストアなどでは500円前後で販売されていることの多いプチプラ商品。
1,000円以上する日焼け止めスプレーは、初心者だと少し手を出しにくい価格ですよね。
500円で買えるアイスノン ひんやりUVガードなら、「ちょっと使ってみたい」という人でも手軽に試せるはず。
4. 1,000円以上の日焼け止めスプレー
ラロッシュポゼ 敏感肌用日やけ止めスプレー

化粧下地で有名なラロッシュポゼの日焼け止めスプレーは、2,000円オーバーと少し価格が高めです。
そのぶん、肌への刺激が抑えられていて敏感肌でも使いやすく、メイクの上からスプレーOKなのでこまめに塗り直ししやすいというメリットがあります。
日焼け止めスプレーをマストアイテムにしたい人にぜひ使ってほしいアイテム。
まとめ
日焼け止めスプレーはスプレータイプなので、小鼻のキワや首の付け根など細かい部分にも塗りやすいという特徴があります。
塗るタイプを使い慣れている人は慣れるまで使いにくく感じるかもしれませんが、髪や頭皮のUVケアに使えたりものによってはメイクの上から使えたりと便利なアイテム。
興味がある人は、ぜひこれからのUVケア方法としてチョイスしてみてはいかがでしょうか?