紫外線によるダメージから肌を守るために必要な日焼け止め。
肌トラブルを起こさせないために毎日使っている方もいるでしょうが、「日焼け止め下地」の存在はご存知でしょうか?
日焼け止め下地は普通の日焼け止めとは違うので、選び方や使い方も異なります。
2つの違いを知らずに使っていると、思わぬお悩みに発展する可能性があるので注意が必要。
そこで今回は普通の日焼け止めと日焼け止め下地の違い、日焼け止め下地の選び方のポイント、おすすめ商品を紹介します。
UVケアにも力を入れたいという方はぜひ参考にしてくださいね。

目次
普通の日焼け止めと日焼け止め下地の違い、知ってる?
普通の日焼け止めと日焼け止め下地はどちらもUVカット効果があるものですが、そのほかの効果に違いがあります。
具体的にどんな点が違うのか説明しましょう。
普通の日焼け止めは化粧下地の効果はなし
普通の日焼け止めはUVカット効果のみなので、メイクをするときは別で化粧下地が必要です。
紫外線から肌を守るのが主な役割ですから、スキンケア効果や肌補正効果などはありません。
「日焼け止め+化粧下地」ダブルの役割があるのが日焼け止め下地
それに対して日焼け止め下地は、日焼け止めと化粧下地の2つの役割があるアイテムです。
日焼け止めの上から化粧下地を塗る必要がないため、メイクの時間を短くできるだけでなく、厚塗り防止にもつながります。
すっぴんで出かけるときや日焼け止めとは別で化粧下地を使いたいときは日焼け止めを、メイクの時間を短くしたいときやメイクの手間を省きたいなら日焼け止め下地を選ぶとよいでしょう。
日焼け止め下地の選び方のポイント!自分に合ったものを見つけよう
ひとくちに日焼け止め下地といってもいろいろな種類がありますから、どれを選んだらいいのかわからず迷ってしまう方もいるでしょう。
日焼け止め下地はアイテムによって、UVカット効果の強さや使い心地などが違います。
紫外線から肌をしっかりと守り、ストレスなく毎日使い続けるなら、「自分に合ったもの」を選ぶのが重要なポイント。
選ぶときのポイントを3つ紹介するので、悩んだときの参考にしてください。
1.UVカットの数値は目的に合わせて選ぶ
UVカット効果の強さは「SPF」と「SP」2つの数値で表されます。
SPFは数字、SPは「+」で表記され、数が大きくなるほどUVカット効果は高いのが特徴です。
「毎日しっかりケアするなら数値が高いものを選ぶべき」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、長時間強い紫外線を浴びないのなら、数値が高い日焼け止め下地を選ぶ必要はありません。
数値が高いほど肌への刺激も強くなるため、目的に合わせて数値を選ぶのが肌へ余計な負担をかけないために大事なポイント。
目安の数値は、日常使いなら「SPF30、PA+++」までのものを、紫外線量が多い季節は「SPF40以上、PA+++以上」、長時間紫外線を浴びるなら「SPF50+、PA++++」です。
2.UVカットと化粧下地以外の役割にも注目
日焼け止めには化粧下地以外に、
- スキンケア効果・・・化粧水や乳液などの役割がある
- ファンデーション効果・・・ファンデーションの役割がある
- ブライトアップ効果・・・肌色を明るく見せる効果がある
- カラーコントロール効果・・・肌色を補正する効果がある
これらの効果が入ったものもあるので、必要かどうかを考えながら選ぶとよいでしょう。
3.石鹸でオフが可能かどうかチェック
日焼け止め下地の中には、石鹸でオフできるものとクレンジングが必要なものの2種類あります。
クレンジングで落とすのが手間と感じるなら、石鹸で手軽に落とせるほうを選ぶとよいです。
おすすめの日焼け止め下地をシーン別&価格別に紹介!
では最後に、おすすめの日焼け止め下地をシーン別&価格別に4つ紹介するので、どれを選べばいいか迷ったときの参考にしてください。
日中使いにおすすめの日焼け止め下地
オルビス サンスクリーン(R)オンフェイス モイスト(クリームタイプ)

UVカット数値は「SPF34/PA+++」と強くはないので、日常生活で浴びる紫外線に対するケアにぴったりなアイテムです。
化粧下地効果のほかに、肌の凹凸や色ムラまでカバーしてくれるので、肌のお悩みが多い方におすすめ。
スポーツ・夏のレジャーにおすすめの日焼け止め下地
エリクシール シュペリエル デーケアレボリューション T

こちらのアイテムは乳液の役割もあるので、化粧水を塗ったあとに使えば、一度で化粧下地までが完成してしまうのです。
「SPF50+/PA+++」とスポーツ、夏のレジャーも思い切り楽しめるUVカット数値になっています。
999円以下の日焼け止め下地
キャンメイク マーメイドスキンジェルUV

プチプラコスメで有名なキャンメイクにも日焼け止め下地はあります。
透明タイプとホワイトタイプの2種類あるので、肌をトーンアップしたように魅せたいならホワイトタイプがおすすめ。
しっとりとした使い心地がクセになります。
1,000円以上の日焼け止め下地
プリマヴェスタ 皮脂くずれ防止 化粧下地

美容賢者の中でも愛用者が多いこちらの日焼け止め下地は、皮脂を吸収する役割があるので、小鼻まわりやおでこがテカりやすい方におすすめです。
そのぶん肌が乾きやすいですから、乾燥肌の方はこまめに保湿をしましょう。
日焼け止め下地を使ってメイクを時短しよう
日焼け止めはしっかり、ていねいに塗らないと塗りムラになってしまいます。
「忙しいとていねいに塗る時間がない」「メイクにそこまで時間がかけられない」と思うなら、下地まで完成する日焼け止め下地を使ってみてはいかがでしょうか。
自分の肌に合う日焼け止め下地を見つけて、紫外線から肌を守ってあげてくださいね。