思春期・成長期のお子さんにおすすめの日常的に使える日焼け止めを紹介しています。
お子さんのニキビ肌トラブルでお悩みの方、是非参考にしてみてください!
目次
思春期・成長期の特徴

思春期や成長期の時期は、個人によって異なります。
一般的に男子は11歳6ヶ月くらいから始まり、女子は9歳9ヶ月くらいから始まる傾向があると言われております。
もちろん個人差はあります。
思春期や成長期には、声変わりをしたり身長が伸びたりしますが、それ以外の部分も大きく変化します。
その代表的なものが思春期ニキビです。
思春期ニキビとは
思春期ニキビは非常にやっかいなもので、化粧水や乳液、洗顔料などお肌に直接触れる物はもちろんの事、日焼け止めについても慎重に吟味しなければいけません。
実は近年間違った日焼け止めの使用方法によって、思春期ニキビを悪化させてしまい皮膚科に通っている方が増えているのです。
日焼け止めは、紫外線による肌へのダメージを軽減するために必要なアイテムであることは間違いありませんが、正しい知識を持って使わなければ逆にニキビを悪化させる要因にもなるのです。
思春期ニキビの原因
思春期ニキビとは、成長期のお子さんの肌がこれまでの肌とは違い皮脂を過剰に分泌されることが原因で起こるニキビです。
皮脂が過剰に分泌されると毛穴に皮脂がつまり、ニキビの原因となるアクネ菌が繁殖します。
ひどい場合には皮膚科に通わなくてはいけない程のニキビができてしまう方もいます。
思春期ニキビは、特に皮脂の分泌量の多いおでこであったり、鼻などのTゾーンにできやすくなっていますが、20歳前後になると皮脂の分泌する量が収まりますので、自然と出来にくくなります。
大人ニキビとは
これに対して、思春期を過ぎてからできる大人ニキビは、アゴや口回りなどのUゾーンにできやすいといった特徴があります。
大人ニキビは、不規則な食生活であったり、飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足などによってホルモンバランスが乱れることが原因でニキビができ、思春期ニキビよりも治りにくいといった特徴があります。
思春期ニキビと大人ニキビは、どちらも同じニキビではありますが、原因も性質も大きく異なりますので、お子さんの思春期ニキビは、思春期ニキビ用の対処が必要になります。
思春期ニキビの間違った洗顔の仕方
思春期ニキビは、正しい方法でケアをしなければいけません。
間違った知識で対処してしまうと、余計にニキビを悪化することに繋がります。
例えば、ニキビの原因となるアクネ菌を減らしたいからといって力いっぱいゴシゴシと洗顔をするのはNGです。
力いっぱい洗顔してしまうと、お肌に見えない傷を作ってしまい、余計に思春期ニキビができやすい状況になってしまうからです。
また、1日2回以上も洗顔をしてしまうのもNGな行為です。
過度の洗顔は、肌の表面にある皮脂を洗い流す効果が期待できますが、同時にお肌のバリアを失ってしまうために、お肌が無防備な状況になってしまいます。
肌のバリアは、皮脂と水分によって出来ておりますので、全く皮脂のないような状況になってしまうと、お肌のバリアが壊れてしまい、余計に思春期ニキビができやすくなってしまうのです。
また、しっかりと洗顔しようと思ってスクラブ入りに洗顔料を毎日使っているという方もいますが、スクラブ入りの洗顔料は、思春期ニキビには刺激が強すぎてしまいます。
余計に思春期ニキビを悪化させてしまいますので、スクラブ入りの洗顔料はなるべく避けるようにしましょう。
思春期ニキビ用日焼け止めの選び方
思春期ニキビに悩んでいるお子さんのために、日焼け止めを選んであげる時には、いくつかのポイントをおさえて選ぶようにしましょう。
無香料で低刺激
思春期ニキビのできやすい肌に使用する日焼け止めは、無香料で低刺激であることが重要です。
日焼け止めのせいで肌にダメージを与えてしまうと、肌が痒くなってしまったり、ニキビが腫れ上がったりしてしまいますので注意が必要になります。
紫外線散乱剤で作られた日焼け止め
ダメージの少ない日焼け止めを選ぶ時には、無香料で低刺激であることに加え、紫外線吸収剤が使われていない紫外線散乱剤で作られた日焼け止めを選ぶようにしましょう。
紫外線散乱剤によって作られた日焼け止めは、酸化チタンや酸化亜鉛など、思春期ニキビに使用しても影響が少ないので安心です。
ノンコメドジェニックテストをクリア
また、ノンコメドジェニックテストをクリアしている日焼け止めを選ぶのもおすすめです。
ノンコメドジェニックテストとは、思春期ニキビや大人ニキビの素となるコメドができない事を確認するテストです。
敏感肌の方に向けて販売している日焼け止めの中には、このノンコメドジェニックテストテスト済みといった記載があるものがあります。
日焼け止めの使い方
規定の容量を守る
思春期ニキビへの影響を最小限にする日焼け止めの使い方は、記載されている使用量を守ることが重要になります。
ほとんどの人がメーカーの規定量よりも少なく塗布していることが多いようなので、しっかりと塗布する量を守るようにしましょう。
決してこすらない
また、日焼け止めを塗る時には、肌に優しく載せるように塗るようにしましょう。
しっかりと紫外線を防ぎたいからといって、こするようにして肌に塗り込む方も多いのですが、こするように塗り込みますと、お肌にダメージを与えることになりますし、塗りムラができてしまいやすくなりますので、日焼け止めの効果が半減してしまいます。
思春期ニキビでも安心して使用することができる日焼け止めは、SPFやPAが低めに設定されています。
その為、小まめに塗りなおすことが必要になります。
特に紫外線が強い時間帯の外出であったり、スポーツをして汗をかいている時などは、2時間程度で塗りなおすようにしましょう。
ライフスタイルを改善

日焼け止めをしっかりと塗っても思春期ニキビが改善されないという場合には、ライフスタイルを改善することも考えなければいけません。
思春期ニキビは、皮脂の過剰分泌が原因となりますが、皮脂が過剰に分泌する原因として、睡眠不足や食生活の乱れ、ストレスなどが挙げられるからです。
成長期には、栄養バランスのとれた食生活をすることによって、身体が強くしなやかに成長させることができます。スナック菓子であったり、野菜の少ない生活をしていると、どうしても思春期ニキビができやすくなってしまいます。
間食を控え、栄養バランスのとれた食事を、ゆっくりと良く噛んで食べることによって、思春期ニキビの発生を抑制することができます。
同じように早寝早起きをすることによって、ストレスを軽減したり、身体の疲労を蓄積しない効果が期待できますので、テスト前などの特殊な時期以外には、しっかりと睡眠をとるようにしましょう。
気になる深夜番組などがあるような場合には、録画しておいて早起きして観る習慣をつけるようにしましょう。
他にも新陳代謝を高めるために、定期的に有酸素運動をする事もおすすめです。
早朝のウォーキングであったり、ラジオ体操などを習慣づけることによって、徐々に思春期ニキビの発生が少なくなっていきます。
思春期ニキビにおすすめの日焼け止め
ノブ UV EXシリーズ
思春期ニキビにおすすめの条件を全てクリアしているのがノブ UV EXシリーズ のノブ UVミルクEXです。
ミルクタイプなのでお湯で簡単に落ちて肌への負担が軽いです。



ノンコメドジェニックテストをクリアしてる市販の商品はなかなか見つけるのが難しいので興味のある方は是非使ってみてください。
最後に
日焼け止めが残ってしまうと、思春期ニキビの原因になりますので、石けんやお湯などで簡単に落とすことが出来る日焼け止めを選ぶようにしましょう。
また最近では塗る日焼け止めだけでなく飲む日焼け止めを併用するのも流行っています。
飲む日焼け止めはサプリメントなので肌に悪影響を与えることなく日焼け防止をすることが出来ます。
詳しくは本サイトの別ページに効果やおすすめのポイントを解説しているので参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!