
仕事をしている方々の紫外線を浴びる量は、デスクワークや室内での仕事が中心の方と、営業や外回りで屋外に出ている時間が長い方とではずいぶんと違ってきますよね。
おそらく、外出が多い仕事の方は普段からUVカット効果の高い日焼け止めを使うなど、紫外線対策に気をつけていると思います。
しかし、室内での仕事が中心の方、特に「デスクワーク」でパソコンに向かう時間の長い仕事をしている方は要注意です!!
実は紫外線よりも怖いと言われているものがあるんです・・・
それは『ブルーライト』による光老化。
室内で太陽の光を浴びないからといって対策を怠ると大変なことに!
今回はその原因と対策についてお伝えしたいと思います。
紫外線よりも怖い?!「ブルーライト」とは

「ブルーライト」とは主にパソコンやスマホから発せられている青色光のことです。
紫外線に非常に近い可視光線で、強いエネルギーをもっているといわれています。
もともとブルーライトは目への影響が広く知られていました。
眼精疲労やドライアイ、そこから肩こりなどの悪影響にもつながると懸念されていますが、最新の研究で肌への影響もあるとわかりました。
近年は「スマホ焼け」と言われることもあるほど、日焼けと同じようにシミや肌老化の原因として注目されはじめています。
紫外線に近い光と先述しましたが、光の性質としては、肌を赤くする「UV-B」よりもシミやシワの発生の要因となる「UV-A」の方に近い領域にある光とされています。
ブルーライトで日焼けする?
紫外線(UV-B)よりも鮮明な色素沈着を引き起こす
日差しを浴びて日焼けするように赤くなることはありませんが、ブルーライトを浴び続けることで、日焼けと同じように色素沈着やシミの原因になってしまいます。
ジワジワと肌の奥深くまで浸透し、紫外線(UV-B)よりも鮮明な色素沈着を引き起こすといわれています。
ブルーライトによって生じた色素沈着は消えにくい
さらに恐ろしいことに、ブルーライトによる色素沈着は3カ月以上持続する可能性があるといわれていて、紫外線によって生じた色素沈着よりも消えにくいそうです。
その他のブルーライトによる肌への悪影響は?
目の疲れから肌のくすみの原因になる
ブルーライトの影響を長時間受けることで、眼精疲労も溜まってきます。
目の疲れから脳がストレスを感じ、副腎皮質ホルモンが分泌されます。
その際に活性酸素も生成されるのですが、これが体内に増えすぎるとシミの原因のメラニンを作り出したり、肌のくすみの要因になってしまうんです。
良質な睡眠が取れないことで、間接的に肌荒れや肌老化の原因になる
就寝前にパソコンやスマホを見ていると、「睡眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンの分泌が抑えられてしまい、良質な睡眠が取れなくなってしまいます。
さらに、メラトニンは抗酸化作用によって新陳代謝を促す効果を持っているので、健康な肌の維持には欠かせないんです。
ブルーライトの影響で肌荒れや肌老化につながってしまうかもしれません。
ブルーライトの対策方法は?
ブルーライトの影響を挙げてみると、デスクワークで日常的にブルーライトを浴び続けている筆者も衝撃を受けました・・・
仕事中のパソコンだけではなく、通勤電車や就寝前にも手に取ってしまうことの多いスマホの使用時間も含めると、相当な時間ブルーライトを浴びていることに気が付きました。
「あまり外に出ていないのにシミが増えたなー」とか、「最近肌のくすみが気になる・・・」と肌の調子で気になることがある方は紫外線ではなく、ブルーライトからの影響かもしれません!!

ブルーライトは普段使いの日焼け止めでいいの??
日焼け止めは基本的にUV-AとUV-Bの紫外線に対応した作りになっているので、残念ながらそれだけではブルーライトは防げないようです。
しかし!最近はブルーライトやUV-A、UV-B以外のロングUVの影響も考慮された日焼け止めが続々と登場しているので、ブルーライト対応の日焼け止めを使えばOKです♪
ブルーライト対応おすすめ日焼け止めご紹介
おすすめの日焼け止めをいくつかご紹介します!
ランコム / UV エクスペール XL CCC
SPF50 PA++++ 30mL

ブルーライト以外にロングUV-Aもカットしてくれます。
化粧下地としても有能!
ドクターシーラボ /マイルドUV
SPF40 PA+++ 80ml

ブルーライト以外に近赤外線もブロックしてくれます。
低刺激のUVミルクです。
ナチュラグラッセ/ ナチュラグラッセUVプロテクションベース
SPF50 PA+++ 30ml

ブルーライト以外に近赤外線もブロックしてくれます。
100%天然由来原料のUV化粧下地です。
その他の方法
他にも、目からの影響を抑えるために
・ブルーライトカットの眼鏡
・ブルーライトカットの液晶フィルム
・就寝前のパソコンやスマホの使用を避ける
といった対策をするといいですよ!
光老化による肌ダメージを抑えて美白を目指す!

デスクワークといっても、通勤時間や窓際の席では紫外線の影響も受けてしまいます。
ブルーライトと紫外線、両方をしっかりガードしてシミやくすみのない健康な美肌を目指しましょう♪