
夏と言えば、野外で行われる夏フェス!
都心部から日帰りで行ける箇所もあり、今年の夏に遊びに行く人も多いでしょう。
夏フェスでは日焼け対策が欠かせません!
つい塗り直しを忘れ、終わった後には真っ赤に日焼けしてしまったなんてことはありませんか?
そこで今回は、時間が無いなかでもパパっとカンタンに塗り直しができるおすすめの日焼け止めをご紹介します!
また、一日中外に居るのであれば、できるだけ日陰で過ごしたいですよね。
気になるフェス別の日陰エリア情報も、追加でご紹介していますので、これから夏フェスに行く方は参考にしてみてくださいね♪
夏フェスに欠かせない日焼け対策

夏の風物詩ともいえる夏フェスは、朝から夜までほぼ一日中外で過ごします。
そのため、日焼け対策は必ず行わなければなりません!
日常生活と同じ程度の日焼け対策でいってしまうと、必ず日焼けします。
かつて筆者も夏フェスに行った際、日焼け止めの塗り直しが面倒でさぼっていたら、見事に顔が真っ赤になってしまいました…。
それ以来、夏フェスに行く際は必ず日焼け止めを持参し、こまめに塗りなおしています!
一日中野外にいる場合は、SPFが高い日焼け止めを使うことよりも、こまめに塗り直しをすることの方が大切なんです。
しかし、音楽に夢中になっているとなかなか時間が取れないのも現実ですよね。
夏フェスで焼けてしまう原因としては、
・一日中外にいるため
・日焼け止めを塗りなおさないため
・紫外線を直接浴びてしまうため
が主に挙げられるでしょう。
1点目は防ぎようがないことですが、2点目、3点目はあらかじめ準備することで予防することもできるのです!
そこでまずは、2点目の原因を解消しましょう!
塗り直しカンタン!フェスにおすすめ日焼け止め
時間がない中での塗り直しは非常におっくうです。
しかし、日焼けは将来的にもシミやくすみの原因となってしまうので、できるだけ塗り直しをして防ぎましょう。
今回は、野外にいても簡単に塗り直しができる日焼け止めをタイプ別に紹介します。
塗り直ししやすいものから紹介しているので、ぜひ今年の夏フェスに持っていってください♪
スプレータイプ
スプレータイプ:手軽度 ★★★★★
編集部的!手軽度ナンバーワンはスプレータイプの日焼け止めです。
腕や足など広範囲にスプレーできるのはもちろん、顔にも直接使えるタイプも登場しています。
【紫外線予報】メイクを守るUVスプレー
SPF50/PA++++

スプレータイプの多くは直接顔に吹きかけるのはNGなものが多いですが、こちらは直接顔にスプレーOKの日焼け止めです!
日焼け対策ができるだけでなく、メイク崩れも防いでくれるスプレーなので、日焼け対策&メイク直しの両方をかねて使えるので便利ですね♪
パウダータイプの日焼け止めで塗り直しをし、メイク崩れ防止の仕上げとしてこのスプレーをシュッと吹きかければ夏フェスでもキレイなメイクを維持できそうです。
【ニベアサン】プロテクトウォータージェル エクストラクール
SPF50/PA+++

ジェルやクリームタイプの日焼け止めに比べて、スプレータイプの日焼け止めは広範囲に片手でシューッと塗り直しができるので便利ですよね。
スプレータイプというと、噴射したときに煙くなってしまうイメージをお持ちの方もいるでしょう。
そうなると、人が密集した夏フェスではちょっと使いにくいかもしれません。
しかし、こちらの日焼け止めスプレーは「ウォータージェル」とあるように、肌に吹きかけるとジェル状になる日焼け止めなのです!
つまり、噴射した瞬間にまっしろになる心配はありません♪
肌に吹きかけて、その後は手で伸ばすだけでOKです。
エクストラクールなので付けた瞬間は肌がひんやり!気持ちよく塗り直しができます。
プレストパウダータイプ
プレストパウダータイプ:手軽度 ★★★★
パウダータイプの多くはミラー付きのコンパクトになっているので、すぐにトイレでメイク直しができない野外フェスに重宝します。
【TIME SECRET】ミネラルプレストパウダー
SPF50+ /PA++++

日焼け止めの塗り直しが面倒に感じる理由の一つとして、「手が汚れる」「メイクの上からは塗りにくい」というのがありますよね。
特に、メイクをした顔の上から、ジェルやクリームタイプの日焼け止めを塗ると、化粧崩れが気になります・・・。
ミラー付き&UVカット効果のあるプレストパウダーは、手を汚さずにメイクの上からも簡単に塗り直しが可能!
【オルビス】サンスクリーンパウダー
SPF50/PA++++

オルビスのサンスクリーンパウダーも、プレストタイプなので持ち運びに向いています。
パフ付き・鏡付きなので、トイレが混みあっていてもササッと塗り直しが可能です。
パウダーならではの軽い付け心地なので、メイクの上から使っても厚塗りにならず、むしろメイク直しもできる優れものとなっています。
夏限定カラーであるスカイ×シトラスは、ハイライト代わりにもなりくすんだ顔色もパッと明るく見せてくれますよ♪
汗・水に強いウォータープルーフタイプとなっているのも夏フェスにぴったりです。
スティックタイプ
スティックタイプ:手軽度 ★★★★
スティックタイプは、昨年より一気に人気急上昇中!
【資生堂】クリアスティックUVプロテクター
SPF50/PA++++

サンスティックは液漏れなどの心配もなく、コンパクトサイズなのでフェスの持ち運びにも向いています。
資生堂のクリアスティックUVプロテクターは、透明タイプなのでメイクをした上からでも簡単に塗り直しができます。
白浮きの心配がないのも手軽ですね♪
お値段は少し高めに感じるかもしれませんが、韓国製のサンスティックが多い中、日本製のサンスティックが欲しい方にはかなりおすすめです。
ジェルタイプ
ジェルタイプ:手軽度 ★★★
ジェルタイプは、クリープタイプよりも比較的水分量が多いので、するするとスキンケア感覚で塗り直しできるものが多いです。
ジェルタイプの日焼け止めで塗り直しをするときは、初めからメイクを薄付きにしておくのがポイント!
そうすることで、塗り直し時も汚くなりません♪
【スキンアクア】モイスチャージェル
SPF35/PA+++

個人的に、鏡なしでも最も塗りやすいと感じている日焼け止めです。
スキンアクアシリーズは、化粧水感覚のような水感ジェルが特徴です。
日焼け止めにありがちな白浮きはほぼありませんので、鏡を見なくても顔に塗りやすい日焼け止めです。
また、ヒアルロン酸などのうるおい成分が配合されていることもあり、メイクの上からでも、ティッシュで皮脂を抑える簡単なメイク直しだけで、すぐに付けることができます。
石鹸で落とせるので、なるべく肌への負担を少なくしたい方にもおすすめです!
手のひらに取り化粧水をなじませるように付けることで、優しく塗り直しができるでしょう。
塗った後のテカリが気になる場合には、上からスキンケアパウダー(ミネラルパウダー)をささっとのせると綺麗になります♪
シートタイプ
シートタイプ:手軽度 ★★★
少し変わった日焼け止めでは、シートタイプの日焼け止めがあります。
【紫外線予報】さっぱりUVシート
SPF30/PA++

一日中外にいる夏フェスでは、汗でべたつくのもお悩みの一つ。
汗と一緒に日焼け止めも落ちている可能性が高いので、汗のべたつきなどを拭き取るのと一緒に日焼け止めの塗り直しができるシートタイプは効率的にもGOOD!
SPFが少し低めということと、使った後に捨てなければいけないという手間があるのはデメリットです。
夏フェスの日焼け対策としては物足りないかもしれませんので、他の日焼け止めとの併用使いがおすすめ!
飲むタイプ
塗るタイプでは無くて飲むタイプの日焼け止めもあります。
飲む日焼け止めに関してはこちらの記事で詳しく書いているので参考にしてみてください!
フェス別【ロッキン、ラブシャ、フジロックetc】日陰エリアの有無は?
次に、主要フェス別の「日陰エリア」について簡単にご紹介します!(2022年時点の情報です)
「初めて行くからどんな環境なのか分からない!」という人はぜひ事前チェックをおすすめします♪
ROCK IN JAPAN FES.(ロッキン)

これまでは茨城県のひたちなか海浜公園で開催されていましたが、2022年より千葉県の千葉市蘇我スポーツ公園での開催になりました。
「夏フェスといえばロッキン!」という方も多いのではないでしょうか?
スポーツ公園内での開催ということもあり、会場内はほぼ人工芝となっていて、サッカー場をイメージしていただけると分かりやすいです。
そのため、以前まで開催されていたひたちなか海浜公園とはガラリと変わって、木々は少なく、木陰エリアもほぼないと言っていいでしょう。
ステージの前に広大な芝生エリアが広がっているので、日差しを遮るものはなく、ぼぼ直射日光を浴びてしまいます。
また、自分でイスやシートを持ち込んだり、テントを張ったりすることは出来ません。
休憩スペースとしては、隣接している福田電子アリーナを開放しています。
普段はサッカーなどが行われる競技場です。
休憩時に使えるスタンド席には屋根がありますので、席や時間帯によっては日差しを遮り、日陰で休むこともできるでしょう。
2022年からのロッキンでは会場が変わり、人工芝がメインとなっているので日陰は少なく、日よけ用のタオルやツバが広いハットなど、特に入念な日焼け対策が必要になります。
FUJI ROCK FES.

洋楽メインなイメージですが、近年では邦楽アーティストも続々出演しています。
フジロックの会場は、新潟県の苗場スキー場。
大自然の中で音楽を楽しめるとあって、アウトドアやキャンプ好きの人にも大人気です。
中にはオートキャンプ施設やキャンプ場などもあるので木々が多く、ステージから離れたところであれば比較的日陰は多いでしょう。
休憩時は、場所を選べば日陰、持ち込みのテントやタープテントの下で過ごすことも可能です。
ただ、事前にテントを立てることができる専用のチケットを購入する必要があるので、テントを持ち込む予定の方は事前にチェックしておきましょう。
都市型フェスに比べるとかなりアウトドア要素が強く、天気の急変も多いので、それなりに準備も必要です。
SWEET LOVE SHOWER

山梨県の山中湖交流プラザきららで開催される野外音楽フェスです。
晴れた日には間近で富士山を臨むことができる絶景のロケーション!ステージ間がさほど遠くないので比較的移動はしやすいかと思います。
自然が多そうなイメージですが、実はあまり日陰はありません。
しかし、フードエリア付近と最も大きいステージであるLAKESIDE STAGEの後方には、屋根付きのベンチエリアが設けられる予定です。(2019年以前の情報のため、2022年以降は変更となる可能性があります)
ライブをスタンディングで楽しむ場合はほぼ直射日光を浴びてしまうので、やはり日焼け対策が必要となります。
SUMMER SONIC

サマーソニックは、東京と大阪での2箇所同時開催です。
東京の会場は、千葉県幕張にあるZOZOマリンスタジアムと幕張メッセ。
幕張メッセの場合は基本的に室内会場なので、日焼けの心配は少ないでしょう。
ZOZOマリンスタジアムの場合は屋根なしの開放ステージなので、直射日光が照りつけます。
それにプラスして、周辺がオフィス街でコンクリートジャングルなので、地面からの照りつけが強いとの情報も・・・。
サマソニ(東京)の場合は日焼け対策に加え、熱中症予防も万端にしておいた方が良さそうです。
大阪の会場は、大阪の舞洲ソニックパーク(舞洲スポーツアイランド)。
こちらは埋め立て地になるので、ほぼ日陰はありません。
テントエリアが作られることもありますが、ステージから遠いので休憩時などの利用がメインだそう。
一日を通して直射日光を浴びる形になるので、こまめな塗り直しは必須ですね!
RUSH BALL

大阪府の泉大津フェニックスで開催される音楽野外フェスです。
ステージは2つしかないので、コンパクトな規模感で楽しむことができるでしょう。
タイムテーブルはほぼ被らないように構成されていることが特徴なので、始めから終わりまで万遍なくライブを楽しめます!
場所柄、埋め立て地となっているのでほぼ日陰はありません。
テントエリアとして日陰スペースは少々設けられていますが、数に限りがあります。(2019年以前の情報のため、2022年以降は変更となる可能性があります)
RUSH BALLでは持参したテントを張ることができないので、日が沈むまで徹底した日焼け対策が必要になるでしょう。
徹底的な日焼け対策をするには?
日焼け対策を怠ると、焼けて黒くなるだけでなく、赤くなってひりひりしたり、将来的にシミが増えてしまったり、良いことはありません。
今も将来的にも綺麗な美肌をキープするためには、「たかが一日の野外フェス」とあなどらず、徹底的な日焼け対策を行いましょう!
そのためには、日焼け止め以外にも準備が必要です。
直射日光を防ぐ【帽子】
直射日光を受けるのを防ぐことも日焼け対策としてはおおいに有効です。
夏フェスに行くときは、かならず帽子を持って行きましょう!
キャップでも良いですが、できればツバの広いハットタイプの方がおすすめです。
顔全体を帽子の陰に置くことで、紫外線を直射で当たらないようにすることができます。
「日傘を使いたい」という人もいるかもしれませんが、人の密集度が高い夏フェスでは基本的に傘差しはNG!
会場内では使用不可がほとんどなので、会場までの道のりで使いましょう。
首の日焼け防止に【タオル】
忘れがちな首元の日焼けを防ぐにはタオルが有効的です。
汗をかいたときもすぐに拭えるので、夏フェスには必需品!
水で濡らすと冷たくなるタオルを使えば、熱中症予防にもなります♪
夏フェスの会場に行くと様々なアーティストのグッズが販売されているので、そこで帽子やタオルを手に入れるのもおすすめです。
日頃から【飲む日焼け止め】
そして、体の内側から徹底的に日焼け対策をする場合には、日頃から飲む日焼け止めを飲むことが効果的です。
実は、飲む日焼け止めは飲んだ直後、すぐに効果が現れるわけではありません。
長く飲み続けるほど効果を感じられるものなので、これから夏フェスの予定がある人は早めに始めてみてください。
当サイトの別記事でおすすめをご紹介しているので是非参考にしてみて下さい。
今年の夏に初めて野外フェスに行くという方も多くいらっしゃるでしょう。
楽しいあまりに、「日焼け止めを塗り忘れてすっかり日焼けしてしまった!」なんてことのないよう、忘れずに日焼け止めを持って行ってくださいね♪